人が過ごしやすい湿度は「40~60%」です。しかし冬になって暖房を使用するとあっという間に湿度20%のカラカラ状態に。
部屋に濡れたバスタオルを干すもすぐに乾いてしまいキリがありません。快適な湿度を保つには加湿器は必須アイテムです。
本記事では加湿器の選び方と種類について紹介します。
目次
加湿器の選び方のポイント
加湿器を選ぶポイントを紹介します。
加湿器の電気代
加湿器の種類によって電気代の傾向が異なります。
しかし電気代は高いものでも1時間あたり10円以下がほとんど。1日中加湿していてもジュース1本分の値段しないくらいなのであまり気にしなくてもOKです。
お手入れのしやすさ
お手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖し空気が汚れます。形が簡素でお手入れがしやすい方がいいです。
1時間あたりの加湿量
加湿器のスペックには1時間あたりの加湿量が記載されています。多いほど部屋を素早く加湿します。
タンク容量
給水用のタンク容量は多いほど長時間、連続稼働できます。しかしタンク容量が多いほど加湿器本体が大きくなるため、置き場所なども考慮しましょう。
本体価格
本体価格は加湿器の種類によってある程度の傾向はあるもののピンキリです。加湿量などを考慮してコスパのいい加湿器を選びましょう。
加湿器の種類
加湿器は4種類あります。それぞれの特徴を紹介します。
自然気化式
自然と水が揮発するのを待つタイプの加湿器です。
インテリア要素が強く、加湿機能はおまけ程度。本体価格や電気代はかかりませんが、加湿機能はイマイチです。
加湿器まわりのパーソナルスペースしか加湿できないため枕元や作業中のデスクに置きます。
かわいいデザインが多いので、「加湿もできるインテリア」として割り切ろう。枕元に水の入ったコップを置くよりは効果的です。
スチーム式
水を温めて蒸気で加湿するため、雑菌が繁殖しにくく衛生的で加湿量も多いです。温めた蒸気が出るため、部屋もほんのり温かくなります。
加湿器のなかで一番パワフルで加湿効果を実感できますが、本体価格や電気代は高め。値段より効果を最優先させたい場合におすすめです。
超音波式
超音波で微細なミストを発生させる加湿器です。蒸気ではないため加湿器のまわりに水滴がたまりやすく、置き場所に注意が必要です。
本体価格や電気代はお手頃価格。
ハイブリッド式
「スチーム式・自然気化式」、「スチーム式・超音波式」の技術を組み合わせた加湿器。衛生的でありながらも蒸気は熱くならないので、小さいお子さんがいるご家庭で安心して使用できます。
本体価格や電気代もお手頃価格です。
まるわかり!加湿器の種類比較表
自然気化 | スチーム | 超音波 | ハイブリッド | |
電気代 | とても安い | 高い | 安い | 普通 |
お手入れ | 簡単 | 簡単 | 大変 | 簡単 |
加湿量 | 少ない | 多い | 普通 | 普通 |
おすすめ度 | (2.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
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おすすめはスチーム式の加湿器
加湿器では水を使う分カビの原因になりやすいため、衛生的に使えるスチーム式がおすすめです。加湿器で雑菌やカビが繁殖してしまうと空気中に舞ってしまうので要注意です。
空気が乾燥すると過ごしにくいので、加湿器を使用して快適に過ごしたいですね。